どうも、のま茶です。次の原稿&担当の表紙絵を描き終わってドヤァ...でも次の〆切が5月!
それはさておき。今回は立体、空間についてです。
素描の授業で校舎デッサンをしているので、その時習ったことをメモ&復習。何かしらの参考になればなと。
イラストを描いていて、いつまでもただキャラクターに柄背景では物足りないですよね。
空間を感じられる絵を描くのも、表現の幅が広がり絵の上達に繋がるはず!
というわけで、空間を表現するパース(遠近法、透視図のこと)について。フリーハンドで歪んでますorz
◇色々な立体基本的な立体が描けるだけで色々な物が描けますね。例えば高層ビル、本棚...。
あ、でも高層ビルには窓、本棚には仕切りの段が。それではこうします。
◇遠近まず台形を描き、平行な辺を等分して直線で繋ぎます。
さらに対角線を引いて、さっき描いた直線との接点を通って縦に直線を引きます。すると縦線も遠近で描けました!
自分は時代物漫画でよく障子を描くのでそういう時にも使えます(実は今まで目分量だった)。
◇応用さっきのを応用して空間を作り出します。ちゃんと測らなかったので歪んでいますorz
さっき描いた平面が補助線になります。上下対象に並べ、上の右図のように縦線で繋いでみました。
しっかり測らないとこのように歪みます...。柱ができました。
わかりにくいので色をつけました。手前と奥で二本の柱。奥の柱はほとんど見えなくなってしまいましたが;
このように補助線を使うと正確に描けます。
建物や町並みを描こうとした時、全体をパッと見て難しくて描けない!と思っても、一つ一つを観察すれば、ただの立体の組合せ。数学の図形の問題でよくある直方体、四角錘、円柱...一度は描いたことがあります。
捉え方一つで少しは抵抗感がなくなったでしょうか。技術もそうですが、根気も大切!
◇描いてみた大分前に描いた絵です。補助線なしで目分量で描いたので、歪んでいます。
一つ一つはただの直方体からできていて、それが絵全体のパースに沿って配置されているだけです。
な、なんと...!消失点がバラバラです!自分でも驚き...。これだけパースが狂っていたわけです。ショック。
ちゃんと描いてみました。このようにすればパースが狂わない。
画面の中心の消失点から、放射状に線がのびています。その線の上に棚や椅子を赤線で置くと、こんな感じ。
面白いように次々と配置できました。この放射状の線は消失点を通っていればどう引いても大丈夫。
今まで部屋の絵を描けない!と思っていた方、ちょっとやってみると楽しいかもしれません。
それではこの辺で。ここまで読んでくださりありがとうございました!何かしらの参考になっていれば幸いです。
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それでは、また。
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